[image 00675] 理研シンポジウム「理研のあらたなものづくり研究シンポジウム」のご案内

Shin Yoshizawa shin @ riken.jp
2014年 6月 14日 (土) 04:27:05 JST


image-MLの皆様、

  理化学研究所の吉澤と申します。
3Dプリンターなどの積層造形に関する理研シンポジウムをご案内させて頂きます。
ご興味とお時間のある方はぜひご参加ください。
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タイトル:理研のあらたなものづくり研究シンポジウム
    -計測から始まるAdditive Manufacturing System-

日時:6月24日(火)9:00~17:00(9:00開場、9:30開演)
場所:ベルサール秋葉原 ホールA
    http://www.bellesalle.co.jp/bs_akihabara/

URL:http://www.riken.jp/pr/events/symposia/20140624/
概要:Additive Manufacturing関連の研究開発、応用事例、将来動向の紹介
参加費:無料
参加申し込み: ご所属、お名前を明記の上、6月20日までにRiken-symposium- 
desk @ riken.jpま でお申し込み下さい。
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開催趣旨:
 Additive Manufacturing (AM)によるものつくりが世の中で急速に注目を集め 
ている。刃物を用いた切削加工に代表されるような、従来の除去加工法に関する 
研究が現在でも行われて いるように、この付加加工法による「新たなものつく 
り」も、産業や医療など多方面に渡る応用が大いに期待されている。それに加 
え、AM技術にはエ ネルギー 源となるレーザーや情報源となる計測手法など、そ 
の要素技術の開発も多分野に及ぶことから、従来の加工技術と同様に、大きな研 
究領域をもつものと みられている。
 一方、レーザーや電子ビームの様な既存のビームテクノロジーに関する研究と 
ともに、金属を用いたAM技術などでは、材料の供給法によりベッド型 や吹付型 
が あるように、既存のAM技術においてもその多様化が進んでいる。また、製作 
物に応じた新たな3次元計測技術やモデリング手法等の確立も必要となる ことか 
ら、今後はビームテクノロジー・精密制御技術・計測技術及び形状処理技術、さ 
らには製造されたものの物性とその評価手法も重要な研究領域となりう る。
 本シンポジウムでは、これまでのAMに関する先行研究や、AMを利用されている 
企業の現状および課題に関する情報をいただくとともに、第一戦で ご活躍され 
ている研究者の皆様から最先端の研究成果や将来への概観などをご紹介いただ 
く。さらに、世界的にも特徴を持った、理化学研究所の最先端レーザー技 術、 
もの づくり現場での利用をにらんだ新たな非破壊計測技術開発、中性子などを 
利用した新しい3次元イメージングシステム、および計測情報からの形状処理 技 
術や今 後の計画などの紹介を行い、これらを導入することによって開かれるAM 
技術の技術革新や将来展望を議論する。本シンポジウムは、そのような議論の 
場を提供 し新しい学術領域の枠組みを模索する機会とし、「理研のあらたなも 
のづくり研究」という観点により、さらなる発展への第一歩とする。
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講演プログラム:
9:30~9:40
開会挨拶: 理化学研究所 光量子工学研究領域 領域長 緑川 克美 氏

9:40~10:10
(第1講)「シンポジウムの趣旨および理研のレーザー技術」
理化学研究所 光量子技術基盤開発グループ グループディレクター 和田 智之 氏

10:10~10:30
(第2講)「理研におけるAM開発」
理化学研究所 技術基盤支援チーム 副チームリーダー 山澤 建二 氏

10:30~11:00
(第3講)「電子ビーム積層造形技術の研究開発と実用化の動向」
東北大学 金属材料研究所 千葉研究室 教授 千葉 晶彦 氏

11:00~11:30
(第4講)「医療などの機能材料へのAM技術の応用」
近畿大学 工学部 機能材料創製研究室 教授 工学部長 京極 秀樹 氏

11:30~12:00
(第5講)「付加製造の現状と将来性」
東京大学 生産技術研究所 教授 新野 俊樹 氏

12:00~12:20
(第6講)「ものづくりのための先端形状計測」
理化学研究所 中性子ビーム技術開発チーム チームリーダー 大竹 淑恵 氏

12:20~13:30 昼食

13:30~13:50
(第7講)「計測から形状へ向けた情報処理」
理化学研究所 画像情報処理研究チーム チームリーダー 横田 秀夫 氏

13:50~14:10
(第8講)「幾何特徴と形状簡略化」
理化学研究所 画像情報処理研究チーム 上級研究員 吉澤 信 氏

14:10~14:30
(第9講)「AMに求められるポリゴンメッシュの形状処理技術」
理化学研究所 計測情報処理研究チーム チームリーダー 谷本 茂樹 氏

14:30~15:00
(第10講)「リニアブッシュを多用した3Dアクチュエータの開発」
ヒーハイスト精工株式会社 取締役 技術部部長 兼 PMO 福留 弘人 氏技術部 グ 
ループリーダー 進藤 繁樹 氏

15:00~15:15 休憩

15:15~15:45
(第11講)「AM技術と生体質感モデリングによる医療の課題解決事例」
株式会社ファソテック 代表取締役社長 竹内 淳一 氏

15:45~16:15
(第12講)「3Dプリンターの現状と3Dテクノロジーを活用したものづくり」
八十島プロシード株式会社 技術統括マネージャー 河野 浩之 氏

16:15~16:30
(第13講)「金属粉末材料について」
大同特殊鋼株式会社 研究開発本部 電磁材料研究所 軟磁性材料研究室 室長 藤 
田 雄一郎 氏

16:30~16:40
閉会挨拶:理化学研究所 研究顧問 牧野内 昭武 氏
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Shin Yoshizawa
RIKEN
E-mail: shin @ riken.jp
URL: http://www.riken.jp/brict/Yoshizawa



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