[image 01175] バイオイメージインフォマティクスWSのご案内(演題登録期限:4/30)

Seiichi Uchida uchida @ ait.kyushu-u.ac.jp
2015年 4月 17日 (金) 08:40:47 JST


image-MLの皆様:
(重複受け取りはご容赦ください.)

九州大学の内田です.

標記につきまして,演題登録期限(=発表申し込み期限)の★4月30日★が
迫りましたので再度のご案内申し上げます.なお,ご参加のみご希望の方
は,5月31日が締め切りとなります.

https://is.cnsi.jp/?page_id=1214
(↑ワークショップHP,および演題登録・参加申込はこちら)

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以下は先にご案内した内容と同じです.
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第4回目となります,バイオイメージ・インフォマティクスWSを,本年
6/18(木)-19(金)に九州大学病院キャンパスにて開催いたします.

バイオイメージ・インフォマティクスとは,生物学と画像情報学の融合
分野です.さまざまな生命現象をとらえた画像を対象として,現象の
定量化や知識発見を目指しており,分野の壁を越えて世界的にも
盛り上がりつつあります.

本WSにつきましては,すでにご研究に携わられている方はもちろん,
ご興味があればどなたでもご参加いただけます.聴講だけでも構い
ませんし,バイオイメージ解析に使えそうな技術の提供の場としてお
使いいただいても結構です.

参加登録サイトは以下にございます.
https://is.cnsi.jp/?page_id=1214

参加形態は,口頭発表,ポスター発表,聴講のみの3つがあります.
なお,口頭/ポスターの区別につきましては,発表時間等の都合により,
ご希望に添えない場合がございますことをあらかじめご了承ください.

オーガナイザ一同,皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.

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バイオイメージ・インフォマティクスワークショップ2015 開催趣意

イメージング技術の発展に伴い,多種多様のバイオイメージが日々
大量に得られています.これに対し,観察者バイアスや低スループット
という肉眼観察 の問題を避けるべく,画像情報解析に基づく自動定
量化が試みられています.さらに,定量化結果をさらに解析し,高次
知識の発見に繋げることも試みられ始め ました.こうした試みは「バ
イオイメージ・インフォマティクス」と呼ばれ,全世界的に急速に発展
しつつあります.国内でもその重要性は広く認識されはじめ ており,
様々な分野や学会でこれに関連する研究者コミュニティが形成され
はじめています.

バイオイメージ・インフォマティクスは決して容易な課題ではありません.
例えば一般的な画像解析ツールでは手におえないケースも多く存在し
ます.さ らに,学際協働研究分野ゆえの問題もあります.すなわち,
「どのような生物学的課題があり」「それらに対してどのような画像情
報学技術が使えるのか」と いった知識共有や,それら両方を理解し
た専門家の育成も,まだこれからといった状況です.

こうした動向を受け,2011年,国内のバイオイメージ・インフォマティク
スに興味を持つ様々な分野の研究者が一堂に会する場として,「バイ
オイ メージ・インフォマティクスワークショップ」が横浜にて開催されまし
た.その後も,2012年は神戸,2014年は愛知県岡崎において,開催
され,参加者 も増加傾向にあります.また本ワークショップを機に開
始されたコラボレーションも出てきました.

そして2015年,九州は福岡にて第4回目となる本ワークショップを開
催します.ご参加に際し,画像情報学の専門家である必要はなく,
また生物学の専門家である必要もありません.そしてもちろんバイオ
イメージ・インフォマティクスの専門家である必要もありません.この
比較的新しい学際協働研究分野に興味を持つ方ならどなたでも参
加が可能です.

ご発表に際しては,以下の通り幅広いトピックを設定しております.
具体的な研究報告だけでなく,問題提起,共同(協働)研究先探しの
ようなご発表も可能です.
- バイオイメージ・インフォマティクスに関する研究報告
- 生物学者による「こういう画像解析の課題に取り組み始めた」という話題提供
- 画像情報学者による「「バイオイメージ解析に使えそうな技術」の提案や紹介
- 企業における技術開発動向の紹介

これまでの開催と同様,多様な分野の研究者にご参加いただき,当該
分野研究の最新情報の交換と,今後のコミュニティの発展についての
議論を行いたいと考えています.

-- 
Seiichi Uchida
uchida @ ait.kyushu-u.ac.jp
Kyushu University, Japan



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