[image 04655] [4/24締切!] MIRU2022若手プログラム 本企画「研究『以外』サーベイ」参加募集のご案内

Fumio Okura okura @ ist.osaka-u.ac.jp
2022年 4月 19日 (火) 12:29:44 JST


image-mlの若手の皆様+身近に「若手」がいらっしゃる皆様

大阪大学の大倉と申します。
MIRU2022若手プログラムの申込締切が4月24日に迫ってきましたので、リマインダさせていただきます。

MIRU2022本会議は、現時点では「現地開催に近いハイブリッド開催」(発表者は原則現地)で準備を進めています。
https://sites.google.com/view/miru2022/conferencestyle
それに合わせて、本年の若手プログラムも3年ぶりの現地開催を目論んでいます。
https://mkasu.github.io/miru2022wakate/

ここ数年のコロナ禍により、現地参加学会の経験がない、という学生の皆様もかなり多くなってきました。
# 
出張申請の方法を忘れてしまった先生方も多いかもしれません(私は忘れました)。
オンライン学会(あるいはオンライン講義・リモート研究活動)が主体になり、
対面での交流が途絶えた現在、新しい知り合いを作ることが難しくなった、と感じる方も多いのではないでしょうか。

学会で偶然顔を合わせて立ち話をしたり、ちょっと一緒にご飯に行く、
そのような「気軽かつ裾野の広い」知り合いコミュニティの形成を、
MIRU(および、MIRU若手プログラム)は担ってきたのではないかと思います。

学会で先生に連れられていった先の夕食の場で出会った、あるいは若手プログラムで偶然同じグループになった、
そんな「能動的ではない出会い」がきっかけで、
一生の知り合いができたり、巡り巡って就職や共同研究に繋がる、ようなことも多いでしょう。

オンラインの気軽さを知った(あるいはそれしか知らない)皆様にとって、
学会の現地参加や、若手プログラムなどの有志イベントの参加に、面倒さを感じるのはごく自然なことです。
オンライン学会が主体になると、同分野での知り合いづくりの恩恵も、おそらく十分に実感できないのではないかと思います。

このまま、「気軽な知り合いづくり」の文化が失われていくと、MIRUコミュニティ自体が霧散してしまうのではないか。
本年度の若手プログラムはそのような危惧のもと、企画づくりを進めてきました。
事前企画「MIRU若手slack」を通じて、いつでもどこでも誰でも参加し、気軽にコミュニケーションがとれる手段を提供してきました。

しかし、現地での交流に勝る交流の手段は(たぶん、いまのところ)ありません。
本企画「研究『以外』サーベイ」は、グループを作ってもらい、
サーベイやインタビューなどを通じて「研究以外のこと」について事前にオンラインで調べて頂きます。
MIRU前日とMIRU初日にそれぞれ顔合わせと発表会を現地でする予定です。
https://mkasu.github.io/miru2022wakate/

MIRU本会議に現地参加予定の若手の皆様、ぜひ、若手プログラムについても参加をご検討ください。
また、自称若手+かつて若手だった皆様は、ぜひ身近な「若手」の皆様にお声がけをよろしくお願いいたします。


On 2022/03/31 20:32, Fumio Okura wrote:
> image-mlの皆様
>
> 大阪大学の大倉と申します。
> 第25回 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2022)にあわせて開催される、
> MIRU2022若手プログラムについてご案内いたします。
>
> MIRU2022若手プログラムは、コンピュータビジョンに興味を持つ若手の方を対象にした交流企画で、 
>
> MIRU本会議に併せて開催予定です。
>
> 本年の「若手プログラム」は、学術的な研究の枠からあえて外れて、
> 研究「以外」のことについて、グループサーベイします。
> ここで得られた知見は、巡り巡って参加者一人ひとりの研究生活に寄与するはず(!)です。 
>
> https://mkasu.github.io/miru2022wakate/page/program/
>
> 現在、上記ページより参加募集中です。募集締切は***4月23日***を予定しています。 
>
> 学生のみなさま、(自称)若手研究者のみなさま、奮ってご参加いただければ幸いです。 
>
>
> あわせて、事前企画「MIRU若手Slack」については随時参加募集中です。
> こちらはMIRU2022本会議への参加の有無を問わず、お気軽にご参加ください。
> https://mkasu.github.io/miru2022wakate/page/slack/
>
>
> ==================
> 第25回 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2022)若手プログラム
> 本企画「研究『以外』サーベイ」
>
> URL(参加申し込みページへのリンクあり)
> https://mkasu.github.io/miru2022wakate/page/program/
>
> 新しい研究テーマをスタートアップする際,一般的には,「研究サーベイ(調査)」を行うことで,その分野に関する情報を得ます.書籍や最新論文を通して,体系化された知識や既知の問題,解決の方法論についての情報収集を行い,そこから新しい問題設定もしくは新しい手法に発展させていきます.我々若手にとって,先端的な研究を行うことは非常に重要なため,「研究サーベイ」を日常的に行っているかと思います.一方で,例えば,研究の進め方やマネジメントのようなソフトスキルについて考えることは,あまり多くないのではと感じます.そこで,MIRU2022 
> 若手プログラムでは,「研究以外」についてのサーベイ企画を実施します.ここで得られた知恵や知識は,巡り巡って参加者一人一人の研究活動に寄与すると期待しています. 
>
>
> 【トピック】
> 「研究以外」と言われてもどのようなトピックがあるのかと思われるかも知れません.上述した研究スタートアップ法は一般論かと思いますが,それぞれの分野やラボにおいて全然異なる文化があったりします.そのような知恵や知識は,ラボ内での経験や口伝,もしくは教育によって得られるものかと思います.それこそが本企画のトピックになります.他にも,研究を進捗させる方法や研究費を取る方法など,様々なソフトスキルが挙げられます. 
>
>
> トピックの例:
> 研究の進め方
> 時間のマネジメント
> プロジェクトマネジメント
> 英語の勉強法
> メンタルケア
> 論文の書き方
> 研究費のとり方
> プレゼン術
> 研究補助ツール
>>
> 【企画の流れ】
> 申込み 〜 企画開始まで:
> 本企画に参加いただく方には,事前に用意したトピックおよび,自由なトピックから興味のあるものをいくつか選んでいただきます.この希望をもとに,若手プログラム委員が参加者全体をいくつかのトピックにグループ分けします. 
>
>
> 企画開始 〜 MIRU開催期間まで:
> グループごとに担当トピックのサーベイをしていただきます.各グループには若手プログラム委員のうち誰か一人がモデレータとして加わり,円滑なサーベイをサポートします.サーベイした内容を発表会で発表するため,まとめてもらいます. 
>
>
> MIRU開催期間:
> グループごとにサーベイ内容を発表してもらい,知識の共有を図ります.現時点では,本会議に合わせて現地開催を予定しています. 
>
>
>
> 【スケジュール】
> 2022年4月23日:参加募集締切
> 2022年4月末:グループ分け発表
> 2022年5月上旬:オンライン交流会
> 2022年5月~7月中旬:グループサーベイ期間
> 2022年7月中旬~下旬:発表資料作成
> 2022年7月24日午後(本会議前日):現地交流会(予定)
> 2022年7月25日午前:現地発表会(予定)
>
>
> 【FAQ】
> - 現地顔合わせと発表会はどのように(対面 or オンライン)開催しますか?
> 現在のところ,現地での対面を前提に計画しています.今後の情勢によっては本会議に準じて開催形態を変更する可能性がありますので,MIRU若手Slackやウェブページにてご報告致します. 
>
>
> - 参加に費用はかかりますか?
> 参加は無料ですので,ぜひご参加ください!(別途懇親会参加費などが掛かる可能性はあります) 
>
>
> - 今年は合宿形式ですか?
> 今年は,合宿(若手プログラムとして宿泊施設を確保する)形式とはしない予定です.参加者の皆様が各自で宿泊施設を確保するようお願いいたします. 
>
>
> -「若手」ってどの程度の範囲ですか?
> あなたが自分を「若手」と思ったなら,もうすでにあなたは「若手」です.
>
>
> 【問合せ】
> 本企画に関する疑問や質問は,若手プログラム委員 ( 
> miru2022wakate_committee @ googlegroups.com ) 
> か,「MIRU若手Slack」のチャンネル「#400_wakate2022」 
> にてご対応しております.また,よくある質問についてはウェブサイトのFAQにまとめておりますのでご参照ください. 
>
>
> twitterアカウント: https://twitter.com/miru2022wakate
> ハッシュタグ: #MIRU2022 #MIRU若手 #MIRU2022はもう始まっている
>
>

-- 
Fumio Okura(大倉 史生)
Associate Professor
Computer Vision Lab., Department of Multimedia Engineering
Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University
Web: http://cvl.ist.osaka-u.ac.jp/user/okura/
Email: okura @ ist.osaka-u.ac.jp
Tel: +81-6-6879-7826



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